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| 夏<8月> | 鮮度がいのちのスイートコーン |
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illust/Tamiさん 焼トウモロコシのおしょうゆの香りが妙に懐かしいですね。 今月は、今が旬の甘〜いスイートコーンのお話です。 トウモロコシの原産地はメキシコから南米北部といわれています。紀元前3000年頃には栽培されていて、インカ帝国やマヤ文明を支えた重要な作物だったと言われています。その後南北アメリカ大陸に広がり、15世紀、コロンブスの大陸発見後、ヨーロッパ各地に急速に広まっていきました。麦・米と並ぶ世界の三大作物のひとつになりました。 現在、日本で人気なのがスイートコーンの一種のバイカラコーンといわれる極めて甘味が強く、黄色い粒と白色の粒が混在した品種です。 バイカラコーンは一代雑種でメンデルの法則にしたがって黄色と白が3対1の割合になっているそうです。 スイートコーンの欠点は時間とともに急速に糖度が減っていくことです。 「お湯を沸かしてから採りに行け」といわれるほど、お湯が沸くのを待っている時間にも糖度が落ちてしまうと言われています。 今では品種改良も進み、収穫から流通までの温度管理もしっかりしているのでそれほどではありませんが、上手な保存法は「すぐに茹でて胃袋に収める」だそうです。 やむなく一晩おくときは、皮付きのまま冷蔵庫の野菜室に立てておいて下さい。寝かしておくのとは糖分に30%もの差がつくそうです。 新鮮なスイートコーンの見分け方は、皮がみずみずしい緑色で、粒の数だけヒゲ(めしべ)があるので、ヒゲが豊かで茶色いものがおすすめです。 粒のかたすぎるものは育ちすぎなので避けましょう。 スイートコーンの主成分は炭水化物ですがビタミン・ミネラルなどの栄養成分をバランスよく含む野菜です。 必須脂肪酸のリノール酸を豊富に含んでいます。 また、食物繊維が多く含まれているので便秘の改善にも効果的と言われています。 この季節から初秋にかけて札幌の大通り公園には、屋台の焼トウモロコシ屋さんが店を並べます。北海道では、「とうきび」と呼ぶようですね。 しょうゆの焼ける香りと取れたての北海道産とうきび(トウモロコシ)の味は格別。旅情をかきたてます。 「しんとして 幅広き街の秋の夜の 玉蜀黍(トウモロコシ)の 焼くるにほいよ 」石川啄木 |
| (MCC通信 Vol.10) |
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