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| 冬<1月> | 光源氏の時代から−お餅 |
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illust/Tamiさん 新年を迎えるにあたって、お餅をつき、お野菜などの作物とともに神様にお供えし、家族の息災、豊作や豊漁をお祈りした後、そのお下がりをお餅とともに煮ていただいたのが「お雑煮」です。 平安時代の源氏物語の「初音」に鏡餅を飾ったという記述がありますから、少なくとも1000年以上も続いていることになります。 お餅はお祝い事の吉日につきものの食べ物でした。 お正月に限らず、田植え後の豊作祈願、新築の棟上などにも餅つきは欠かせなかったようです。 また、おやつや保存食、携帯食としても重宝されていたようです。 「もちいい(持飯)」が語源という説もあります。 お餅は、他の穀物よりカロリーが高く、効率のよいエネルギー補給源として見直されています。 (お餅100gが235kcalに対して、ご飯100gは168kcal)持久力が必要なマラソンやサッカーなどのスポーツ選手が競技前にお餅を食べるのはそのためです。 それに、ごはんに比べて意外と消化もいいのだそうです。 さて、お雑煮はその地方の風土に根付いた特徴があります。 お餅の形、みそ味か醤油味か、具に何を入れるか? 一般的に東日本は「焼いた四角餅」、西日本は「焼かない丸餅」。 四国讃岐(香川)のように、「あんこ入り丸餅雑煮」、能登や出雲地方には、「小豆汁仕立ての丸餅雑煮」など意表をつく郷土雑煮もあります。 近年は、核家族化や転勤族が増えていることもあって伝統的な郷土雑煮から「我が家流のお雑煮」に変化しているそうです。 京都の女性と東京の男性が結婚して、転勤で香川に長年住んでいるご家庭のお雑煮は、亭主関白なら角餅、カカア天下なら丸餅、「郷に入れば郷に従え」であんこ入り丸餅でしょうか… それとも「混合我が家流お雑煮」が誕生しているかもしれませんね。 |
| (MCC通信 Vol.15) |
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