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| 夏<9月> | ぶどう |
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illust/Kunio Suzukiさん 今月の食の歳時記は【ぶどう】です。 世界中で一番多く栽培されている果樹は、ぶどうです。その9割がワインの原料になります。 古代エジプトでは、紀元前3500年にはワインが作られていた記録があり、太古から人類とともにあった果実です。 ヨーロッパで見かけるワイン用のぶどうは、人の背丈ぐらいに伸ばして収穫していきますが、日本のぶどうは、ご存知のように棚にツルをはわせて、ぶどうの房が垂れ下がるようにして栽培します。 これは高温多湿の気候に適するよう、江戸時代に考案された栽培法だそうです。 1186年に、甲斐(山梨)の国で、「甲州」が発見されたのが、日本のぶどうのはじめと言われています。 「巨峰」、「ピオーネ」などは日本生まれの傑作品種です。 干しぶどうは、「レーズン」とも言います。完熟したぶどうの果実を天日や人工的に乾燥させたもので、種なしの乾果専用種を、干したものです。レーズンは、特にラムと合うとされ、ラムに漬け込んだラムレーズンは、アイスクリームやお菓子に使われます。 甘くておいしいぶどうですが、栄養面でも優れた成分を含んでいます。カリウム、鉄、亜鉛、銅などのミネラルを含んでいますので、産前産後の妊婦の方にはおすすめです。 また、抗酸化作用のあるポリフェノールが、豊富に含まれていることがぶどうの特徴です。 ぶどうの旬は、8月〜11月です。是非、この旬の時期は、果皮にもポリフェノールが含まれているので、皮も食べることをおすすめします。 たわわに実った初秋の贈り物「ぶどう」を、今夜のデザートにいかがでしょうか? |
| (MCC通信 Vol.23) |
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